死亡事故において保険会社からの提示額から2200万円の増額に成功した事例
女性・60代・専業主婦
最終示談金額 | 3800万円 |
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後遺障害等級 | なし |
傷病名 | 脳挫傷 |
解決方法 | 訴訟 |
事故の状況、問題点など
Sさんは、不幸にもお母様を交通事故で亡くされてしまいました。事故は横断歩道上で起きたのですが、相手方はお母様が突然飛び出してきたと主張して過失割合が真っ向から対立しました。
また、お母様は当時内縁の夫と同居していたのですが、相手方保険会社は、内縁関係の証明がないとして専業主婦としての休業損害も否定しました。
ご依頼内容
Sさんは、事故を目撃していなかったため相手方保険会社の言い分に反論することができず一度諦めようかと思われましたが、やはりお母様のことを一方的に悪く言われることに納得できず適切な過失割合を算定するために弁護士に依頼することに決めました。また、内縁関係の証明方法についても助言を受けるべく弁護士に相談されました。
弁護士の対応と結果
弁護士において刑事記録の取り付けを行ったところ目撃者の存在が明らかになりました。同記録によれば、目撃者はお母様が通常通りに歩行を開始していた状況を目撃していたため裁判所に同記録を証拠として提出し、相手方の主張が誤っていることを主張しました。
また、内縁関係について住民票の提出や死亡保険金の受取人欄の記載など内縁関係を推測させる複数の証拠を提出しました。
その結果、裁判所は当方の主張を全面的に採用し、当初提案額から2200万円もの金額の増額に成功しました。